Timbeterを使う上で失敗してしまう10の理由 | Timbeter
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Timbeterを使う上で失敗してしまう10の理由

Timbeterを使う上で失敗してしまう10の理由

Timbeterは画期的なツールですが、その利点を最大限に引き出すには、正しく使わなければいけません。誤った測定結果になってしまったというようなフィードバックをいただいた際には、サポートチームが確認し、ユーザーに最適な方法を提示してます。

新規ユーザーがTimbeterでの測定を正しく行えていない場合はいつでも、こちらから、正しい結果を得られるように、無料トライアルを提供しています。

それでも、なぜTimbeterを初めて使う際に失敗してしまうのか、10の原因ピックアップしました。満足いかない結果になってしまった場合は、今一度確認してみてください。

①画面上にリファレンスがない、もしくはリファレンスの設定が間違っている

正しい結果を得るには、リファレンスを正しく使わなければいけません。リファレンスとは、1m(4 ft)以上の、測定の基準となるもののことをいいます。リファレンスははい積に置かなければなりません。置き方は、縦置きでも横置きでも構いませんが、デバイスに対して平行でなければなりません。画像を撮ったら、画面上のリファレンス用の赤線をきっちりと、はい積にあるリファレンスのサイズに合わせて調整します。リファレンスの設定では、ささいなミスも誤った結果を招くことに繋がります。

②測定者がはい積に対して平行に立っていない

測定する際に、はい積に対して平行に立つというのは重要なポイントです。はい積に平行になっていない角度から撮ると最終結果も歪んだものになってしまいます。これはパノラマモードでも同じことがいえます。とうのも、パノラマモードでは、ユーザーははい積と平行になるように動かないといけないからです。

③カメラの性能が低い

遠く離れたところから、直径の小さな木材を測定するときは特に、カメラの性能が測定の最終結果に影響します。カメラの性能がいいほど、測定結果も正確になります。Timbeterの開発チーム曰く、最低でも8メガピクセルあるカメラを使うと、正確な測定結果になるということです。

④使う検量方法が間違っている

材積の検量方法は国や地域によって異なります。検量方法はそれぞれ、独自のメソッドがあり、もっというと、数字の繰り上げ方も異なります。Timbeterで扱っているのは、世界中で使われている、12種類の検量方法で、ユーザーは最適なものを選ぶ必要があります。それぞれの検量方法が材積の測定においてどのような差異があるのかは、こちらの過去記事(英語)にて紹介しています。

⑤層積が間違っている

パルプ材や薪炭材を測定するには、層積が使われます。地域によって、常に同じ層積の値を使うところもあれば、はい積によって変えるところもあります。Timbeterは両方の状況に対応しています。既に層積がわかっていて、材積を測定したいときには「材積」オプションから、正しい層積を知って、全体の材積を測定したい場合は「層積」オプションを選択してください。

⑥はい積の範囲が正しくない

Timbeterでは自動ではい積の範囲を検知することができますが、場合によっては(石や水たまりなどの)余計なものまで含んでしまう可能性がなきにしもあらずです。その場合、範囲を手動で決めることができます。測定範囲を広げるには元の範囲の中から含めたい部分を囲い、元の範囲の中で線を引き終わらせ、狭めるには、逆に範囲の外側から外側へ行います。

⑦パノラマ

パノラマ測定において最も重要なことは、写真を撮るときにはい積に平行になるように動かなければいけないということです。デバイスの容量はそれぞれ異なるため、初心者はとりあえず、あまり動かなくてもいいように、5〜7枚の写真からなる測定結果を得ることを目標にすればいいでしょう。デバイスによっては25枚まで画像を繋げれられます。

⑧距離

遠く離れたところから測定する場合、直径の測定において正しい結果にならないことがありえます。1つの画像に収まりきらないような大きなはい積には、パノラマモードにして、近めの距離で撮影する方が上手くいきます。

⑨照明条件がよくない

木材の直径が上手く検知されないときに、よく原因となっているのが、不十分な露出補正です。写真を撮るときは撮影画面の右下にある太陽マークをタップして、光や影のバランスを調節しなければいけません。露出補正がきちんとされていると、木材の直径も正しく測定されます。

⑩データが間違っている

測定する際、リファレンスのサイズや木材の長さ、層積などといったデータを入力しなければいけません。このデータを元に材積が計算されます。それにもかかわらず、間違ったデータが入力されていることで、結果も誤ったものになってしまうということが多々あります。しかし、たとえ間違えても、間違えた画像のデータを直し、再測定することで、きちんとした結果が得られます。

Timbeterを使ってみて、思うような結果が得られませんでしたか? 上記に挙げたような原因は考えられますか? 満足のいく測定結果を得られるようにお手伝いいたしますので、お気兼ねなくご連絡ください

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