もう既に知っているかもしれませんが、Timbeterの主要機能の1つは木材の直径の検知と測定です。それ以外にも機能は備わっており、今回はTimbeterの直径検知における追加機能について記述します。
Timbeterで直径の検知機能を使う際、以下のようなデータがすぐに手に入ります。
· はい積の木材の数
· はい積の木材の平均直径
· 木材一本一本の直径
· 選択した検量方法によって計算された材積
· 直径の分布割合(タリーシート)
· 直径の範囲(例えば、15-30cmといった、範囲を簡単に設定でき、正確に何本、どの木材が設定した範囲内にあるのか確認できます。)
追加機能の直径プロファイルとは?
また、直径プロファイルという追加機能を設定することも可能です。これは、事前に設定した、異なる直径のグループがそれぞれ違う色でマークされるという機能です。
この機能を使うと、ユーザーは(大・中・小といった)様々な直径のグループを設定でき、測定を行うと、それぞれの直径のグループが異なる色で表示されるのです。

例(上の画像):
13cmまでの直径ははい積に青色でマークされています。
13.01-24cmの直径の木材は水色でマークされています。
24.01cm以上の木材はピンク色でマークされています。
緑色に×印は除外されているものです。
このような分類をすると、ユーザーは、もっと簡単にそして視覚的に、指定の範囲で色分けされた直径を把握することができます。この追加機能を使うことで、サプライチェーンや品質管理、パルプ材や薪炭材といった様々な場面・部分に適した木材がデジタル検知によって視覚化されます。
ストレージ・モジュールからは、木材がいくつあって、設定した直径グループの割合が総材積のうちどれだけ占めているのかいないのかなどといったことを常に確認できます。
さらに、それぞれの直径プロファイルには価格も設定きます。ストレージ・モジュールでは全体の積荷やはい積の価値の概要を確認できます。
必要な直径の範囲の設定
Timbeterでは、設定した範囲外の直径を自動的にマークでき、アプリ上では「除外するもの」として表示されます。例えば、もしユーザーが5~45cmの範囲に直径を設定していれば、直径がこの範囲外にある木材は全て除外するものとしてマークされます。この機能を使うことで、測定する側は生産チェーンにおいて関わってくる、小さすぎる、もしくは大きすぎる木材の運搬や追加を避けることができるのです。Timbeterは主に製材所やパルプ材、薪炭材用に使われる木材を検知するため、この特性は必要な範囲外の木材の分類における問題を簡単に解決します。それと同時に、使いやすくし、企業内での本当に使える材積を決定します。
Timbeterで木材の直径を測定していますか? 是非、体験談をこちらまでお聞かせください!