2019年3月、世界中の30もの企業が集う、国連 Sustainable Innovation（持続可能な改革）エキスポがケニアのナイロビで開かれ、Timbeter のチームも参加しました。エキスポのメインテーマは、その何もある通り、「持続可能性」です。

もちろん、来訪者には Timbeter のソリューションに興味がある人もおり、木の伐採を支援しているのか聞く人もいました。来訪者からの質問は、Timbeter にとって持続可能なソリューションとしていかに貢献できるか伝えるいい機会だとしています。

①林業での透過性

まず、Timbeter は森林管理における透過性を向上させるのに役立ちます。人工知能と機械学習を用いて、追跡可能且つ簡単に管理できる、客観的で正確なデジタル結果を保証します。木材測定は常に透過的な方法で行われます。常に何が、どれだけ、どこで測定されたのか、ユーザーに明確になります。  

②木材管理の改善

Timbeter は監視・確認や管理を改善しています。企業や国有林は作業場でリアルタイムの活動概要を把握でき、常に簡単に確認できる、材積や樹種、分類の写真が入手可能です。測定は全てジオタグ（地図情報）が付けられるので、はい積がどこから来たのか、違法伐木や絶滅危惧樹種の伐採防止に貢献しながら、容易に確認できます。

③時間短縮のソリューション

Timbeter では客観的で迅速な測定を提供することで効率性を上げているため、単純に測定や書類事務に割く時間と労働力の削減になります。1つのはい積を手検尺で測定すると（最終的に情報操作されたり、失くされたりする）書類事務などを入れて最低30分はかかります。しかし、Timbeter を使うと、全ての作業がほんの2、3分で片付いてしまいます。

④フェアトレードの促進

Timbeter は買い手や売り手にとってのフェアトレードや正しい価格を向上させるのに役立ちます。Timbeter を使うことで、客観的な結果が手に入り、そしてそれはまた小規模農家が木材を正しい価格で買うのに役立ちます。ユーザーが小規模の森林所有者か大規模な製造企業かは問題ではありません。木材の取引が常にフェアで透過的であるべきなのです。

⑤無駄や汚染の削減

Timbeter は無駄を削減するのにも役立ちます。デジタルで客観的な測定を行うことで、板材用木材がパルプ材もしくは単純に燃やされる薪炭材としてではなく最後には製材工場で終わるのを確かめます。Timbeter の狙いは全ての木材価値が最大限に活かされ、「緑金」が無駄にならないことです。そうすることで、材積の使いすぎもなくなり、目的に応じた直径が手に入ることを確かめます。さらに、Timbeter のソリューションは完全に紙の無駄使いをなくしています。必要なデータを全てデジタルで供給しながら、簡単に内部で様々な仲介人や政府と共有できます。また、いろんなところへの木材の運搬については、地方巡業マネジャーが何が運搬され、どんな道路状況なのか追跡するのにも役立ちます。

⑥作業における安全性の改善

Timbeter は作業における安全性を改善するのにも役立ちます。Timbeter を使えば、命の危険も、一つひとつ木材を測定する健康も冒す必要はなく、そういったことははい積の近くで作業しなければならないために起こりえます。また、極端な気候条件の下でも、Timbeter を使うと、測定は迅速に30秒ほどで行われ、最終的な測定過程も事務所で片づけてしまえます。トラックの運転手は、積荷の本当の材積を知ることで、木材の積み過ぎを防ぎ、安全に運搬できます。

持続可能性という点では、Timbeter は止まることを知らず、さらにその先へ走り続けます。

全ての伐採材積は Timbeter のソリューションで正確に管理され、確認されます。Timbeter は取引現場で簡単に共有できる、迅速で傷のない情報を可能にする、簡単に使えるデジタルツールです。

最後に、複数の機能を目的に使われる、集約されたデータは、道路管理や保護、起こりうる脱税や違法な伐木をも減らします。