十勝でのTimbeter勉強会 by 森林環境リアライズ | Timbeter
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十勝でのTimbeter勉強会 by 森林環境リアライズ

十勝でのTimbeter勉強会 by 森林環境リアライズ

2019年5月24日、北海道の十勝市にてTimbeterの勉強会が行われました!

Timbeterの日本の代理店でもある、北海道の森林環境リアライズさんから2人、代表して行われたこのイベントでは、十勝の林業関係者に対してTimbeterの使い方などの説明がされ、参加者は実際にTimbeterに触れ、練習も行いました。

①目的

北海道十勝市の池田町では、木材などの森林資源の生産や流通の効率化が図られるべく、協議会が設立されており、そこでは3年ほど前からそういった効率化による、費用のあまりかからない、効率の良いサプライチェーンの構築や山林所有者の所得の向上、林業の活性化による地域経済の好循環を目指しています。

そこで、今回は速く正確に検知できるTimbeterの使い方の説明及び、Timbeterを使うことのメリット、サポート体制、費用といったことがプレゼンされました。

②プレゼン内容

実際にTimbeterに触れる前に、リアライズさんからTimbeterについてのプレゼンが行われました。まず、Timbeterの簡単な操作説明があり、その後FaceTimeでエストニア本社にいる私と十勝にいるリアライズさん及び参加者のみなさんと「面会」しました。ざっくりと会社の説明をしたり、社内の様子をお見せしたりしました。 その後、リアライズさんによって、プロジェクターを通して、スクリーンにてTimbeterの実際の使用方法やソリューションの特徴などが説明されました。

その後、リアライズさんによって、プロジェクターを通して、スクリーンにてTimbeterの実際の使用方法やソリューションの特徴などが説明されました。

  • 操作が簡単
  • オフィスに戻ってきてもTimbeterで撮った画像は測定・編集可能
  • 生産管理
  • 出荷や受入データの共有
  • 流通コストの削減
  • 導入費用のリーズナブルさ

といったキーポイントが説明されました。

プレゼンの後、参加者が室内でTimbeterを操作し、それから実際に外に出て測定練習が行われました。実際の測定では操作具合や検知の正確性が確認されました。ある程度測定練習されると、室内に戻り、今度はストレージ・モジュールで測定したデータの確認及び修正などが行われました。

③参加者からのコメント

  • 操作性は非常によく、予想以上に早く結果が出る。また、サーバーにデータとして残るのが良い。
  • 撮影はい積の径を選択した場合の、本数と材積が直ぐに出るのが良い。
  • 携帯に優れ、現場で使いやすい。

④参加者からの質問・リクエスト

  • はい積面の凹凸は、どの程度まで許容範囲なのか?その精度が解れば知りたい。
    • はい積の凹凸は±20cmまで許容範囲です。
  • はい積が細長くなった場合の両端の木口の精度が低い。(実証:8mはい積長で、単焦点撮影の場合、両端でΦ40cm⇒Φ48~52cmの誤差)
    • 今回撮られた画像では片サイドに積まれた木材自体の色がはい積のほかの部分にある木材と違っていたため、実際とは異なる結果になってしまいました。また、リファレンスやデバイスの位置も関係しています。これらはきちんとはい積に対して平行でないと誤差が生じてしまいます。(下の写真に写っているはい積の向かって左側と右側を比べてみてください。)
  • サーバーのデータはどの程度保管してくれるのか?
    • アプリ内での保存は、使用しているデバイスにどれだけ空き容量があるかによって異なります。ウェブのストレージ・モジュールはクラウドによる保存なので特に気にする必要はありません。
  • 端末との相性を知りたい。
    • こちらの記事にて、Timbeterに合うデバイスの特徴をまとめています。
  • 天候状況により撮影精度の変化は無いのか。
    • 「目に見えるものは測定できる」という風に考えていただくとよいです。太陽が眩しすぎればカメラモードの際に、画面右下の太陽マークをタップして露出補正ができます。雨や雪はTimbeterでも実験した後、問題がないことがわかっていますが、あまりにも雪が多い場合は測定に影響します。
  • iPhoneの日本語版が必要。
    • iOS版についてはこちらでも解決に勤しんでおります。
  • 導入する場合、経費支払いが、外国為替振り込みやカード決済は難しいので、森林環境リアライズで一元的に経費処理をしてほしい。
    • 代理店が管理することはできかねますが、JCBやAmerican Expressといったクレジットカード払いのオプションの導入を検討しています。ユーロ建てということもあり、為替変動などを考慮すると、ユーロから円に立て直し、代理店で云々とすると、ユーザー側もおそらく複雑になると考えられます。
  • 非常に興味があるが、トラブル時等の対応は日本語で大丈夫か?、勤務時間帯の差もあるので、日本対応は森林環境リアライズ対応可能か。
    • 日本語で大丈夫です。エストニアは通常−7時間、サマータイムの間は−6時間の時差で、基本は日本時間の14時(夏場は13時)より出勤しているので対応可能です。また、Timbeterとしては24時間体制を構築しています。
    • 以下のいずれかの方法でご連絡ください。
      • mail: hazuki@timbeter.com
        Skype: hazookey
        LINE: timbeter
  • これまでの主なシステムトラブル一覧はあるか。

日本でTimbeterの使用の説明会が開かれたのはこれが初めてです。ポジティブな感想が見られる一方で、上記のような懸念も見受けられます。おそらく、本社がエストニアにあること、国民性、練習不足といった点などが考慮されます。しかし、やってみないことには先へ進めないので、一度Timbeterをダウンロードしたら、1週間無料で無制限に測定できるトライアルを行ってみましょう!

トライアルにはこちらからご連絡ください!

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