なぜTimbeterは「カスタマーサポート」と言っているのか。 | Timbeter
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なぜTimbeterは「カスタマーサポート」と言っているのか。

なぜTimbeterは「カスタマーサポート」と言っているのか。

ある日、エストニアの税金について調べていた。エストニアはIDさえあれば、自分の情報がオンラインで見られるのだが、その税金関係のウェブサイトには、エストニア語での私の職業の肩書が書いてあった。それは、”Klient Konsultant”。英語にすると、「クライアント・コンサルタント」である。調べたところ、エストニア語での「カスタマーサポート」は”Klienditugi”。”Klient Konsultant”ではないではないか。

そしてあることを思い出した。ある日本人営業パーソンの話である。彼は営業職が嫌いだったが、現在は営業マネジャーをしている。彼曰く、なぜ営業職が嫌いだったのかというと、「押し売り」されるのが嫌いだったからだと。すごく共感した。私も「押し売り」は好きでない。「いらない」といっているのだからいらないのだ。逆もしかりで、「いらない」と言っている人にモノを売ろうとしても意味がない。その人はそれに気付いた時からこうよんでいる。

僕達営業はもの売りではなく
全員コンサルなのです。

https://twitter.com/hoda_Nyle/status/1207553639016882176

そうだ、それだ。合点がいった。Timbeterの私の肩書は、英語では”Customer Support”といっていたため、日本語にそのまま訳して過ごしてきたが、実際の仕事内容はサポートだけではない。どちらかというと、営業がメインだ。

では、なぜ、「カスタマーサポート」といっているのか? Timbeterのポリシーは、お客様にソリューション(解決策)を届け、よりよい作業環境にしているお手伝いをしていくことである。言わば、お客様をサポートするのである。そのため、弊社では「カスタマーサポート」と言っているが、これをそのまま日本語にしても伝わらない。

例えば、お客様に電話をかけて自己紹介する時に、「カスタマーサポート」と言っても、おそらく大半の方が「なぜカスタマーサポートが営業電話を?」と思うだろう。そして、そこで「お手伝いします」と言っても伝わらないだろう。(実際、伝わらなかった。)

それである日、TimbeterのCEOである、アナ・グレタと話をした。上記したコンサル(営業)の方の話と、エストニア語での肩書の話題を出し、Timbeterのポリシーも理解していることを踏まえつつ、日本語表記は「営業コンサルタント (Sales Consultant)」ではどうか、と提案した。何事もなくOKが出た。

それ以来、私はメールの署名も「営業コンサルタント」に変え、初めてご連絡差し上げる方に対しては、「営業コンサルタント」という肩書を使い始めた。故に、英語ではCustomer Supportのままであるが、日本語ではもっと業務内容に近い「営業コンサルタント」と個人的に表記している。


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